ポケットに入る天体写真の暗室

ノイズだらけのフレームから、完成した星空へ。

天体写真の合成(スタック)とは、同じ夜空を写した複数の露出をひとつにまとめる処理です。Astro Stacker はフレームの位置を合わせ、繰り返し写っている光を強め、ランダムなノイズを抑えることで、星や天の川、ディープスカイ天体をよりくっきりと浮かび上がらせます。読み込みから補正、仕上げ、書き出しまで、パソコンに移さずに完結します。

01読み込み

夜空を取り込む。

「写真」または「ファイル」から一連の写真を選びます。無料プランは一般的な画像に対応し、Pro では対応するカメラや望遠鏡で撮影した RAW、Apple ProRAW、ネイティブ FITS ファイルも扱えます。

iPhone や iPad で撮った一般的な写真から始められます。Pro なら、より細かく調整できるカメラや望遠鏡のファイルも「ファイル」から読み込めます。

  • 無料プランは一般的な画像形式に対応
  • Pro はカメラ RAW と Apple ProRAW に対応
  • Pro はネイティブ FITS ファイルに対応
02位置合わせ

すべての星を、あるべき位置に。

Astro Stacker は天体のディテールを検出し、合成の前に露出間のずれを補正します。

フレームを重ねる前に共通する星で位置を合わせるので、条件の揃った露出どうしのわずかなずれで合成結果がぼやけることはありません。

  • サブピクセル精度の位置合わせ
  • 複数の補間モード
  • 品質の自動解析と不良フレームの除外
03補正

カメラが生むノイズを取り除く。

条件の合った補正用フレームで、熱ノイズ、ホットピクセル、周辺減光、ゴミ、センサーの読み出しノイズを補正します。

ダークは熱による信号とホットピクセルを、フラットは周辺減光とゴミを補正し、バイアスは読み出しオフセットを記録、ダークフラットはフラット露出を補正します。

  • ダーク・フラット・ダークフラット・バイアスに対応
  • 背景とチャンネルの補正
  • 始めたばかりのうちは使わなくても大丈夫
04合成

モードを選ぶだけ。あとはアプリにおまかせ。

すばやくプレビューしたいときは「クイック」、バランスのよい標準設定なら「高画質」、時間をかけてでも淡いディテールを引き出したいときは「最高精細」を選びます。合成方式、位置合わせ、フレームの選別は、モードごとに自動で設定されます。

合成では、位置を揃えたフレームに繰り返し写るディテールを強めながら、ランダムなノイズを抑えます。時間のかかるモードでは外れ値のピクセルを除外し、検出された星が最も少ないフレームを省きます。

  • クイック:すべてのフレームを平均
  • 高画質:上位90%のフレームでカッパシグマ除外
  • 最高精細:上位80%のフレームでバイキュービック位置合わせ
05仕上げ

最後の光を形づくる。

専用に作られたスタイルから始めて、天体写真のために設計されたコントロールで仕上げます。暗い画像に汎用フィルターをかけるのとは違います。

仕上げは合成のあとに行います。天体写真向けのスタイルに加えて、階調・色・グラデーション・チャンネルを調整できます。

  • ナチュラル、ネビュラポップ、コズミックドラマ、サイエンティフィックの各スタイル
  • レベル、彩度、輝度の中間調コントロール
  • 自動ストレッチ、グラデーション除去、チャンネル別のカラーバランス
06結果

合成が引き出したものを見る。

完成した画像を元のフレームと見比べ、結果を確認して、共有やさらなる処理に合った形式を選びます。

補正前と補正後を比べ、「写真」に保存したり、JPG、PNG、TIFF、FITS で書き出したりできます。16ビット書き出しは Pro でご利用いただけます。

  • インタラクティブな補正前/補正後の比較
  • 「写真」に直接保存
  • JPG、PNG、TIFF、FITS で書き出し

ワークフローはひとつ、入り口は3つ。

「写真」から始めた画像も、「ファイル」から持ち込んだ画像も、Astro Stacker ならお手持ちの画像のすぐそばで処理できます。

01 · 写真

iPhone・iPad の写真

無料プランで一般的な画像を使って、手軽に最初の合成を試せます。

02 · Pro

カメラ RAW と Apple ProRAW

より大きな調整の余地がほしいときは、細かく調整できるファイルを「ファイル」から読み込めます。

03 · Pro

対応する望遠鏡の FITS

ネイティブ FITS ファイルを「ファイル」から読み込み、モバイルで処理できます。

フレームを重ねて、光を引き出す。

  1. 01

    夜空を取り込む

    連写、連続撮影した写真、またはカメラや望遠鏡のフレーム一式を選びます。

  2. 02

    合成はおまかせ

    Astro Stacker がすべての露出を位置合わせ・補正・合成し、きれいに整えます。

  3. 03

    自分だけの光に仕上げる

    結果を調整し、補正前と補正後を見比べてから書き出します。

入力無料は一般形式 · Pro は RAW・FITS
合成枚数無料は10枚 · Pro は無制限
処理主要な合成処理 · 端末上
出力JPG · PNG · TIFF · FITS · Pro は16ビット

いちばんクリアな一枚は、もう合成の中にあります。

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