- 安定した支えを使い、同じ範囲の空を同じ条件で10枚以上、1枚ずつ分けて撮影します。
- どのフレームにもシャープな星がたくさん写っているか確認します。位置合わせには星が必要です。
- 同じセッションのダークとフラットがあれば追加します。
- 「高画質」で合成し、自動ストレッチをかけて、スタイルは控えめに使います。
1. 位置が揃うフレームのための準備
- しっかり固定する。三脚、スマートフォン用クランプ、または安定した台を使います。フレーム間のわずかなぶれでも星がぼやけ、位置合わせが難しくなります。
- 暗い空を探す。月明かり、もや、街明かりは淡い星をかき消します。暗い場所ほど、アプリが位置合わせに使える星が増え、あとで取り除く光も減ります。
- 明るい星でピントを合わせる。その星をタップしてピントを合わせるか、カメラならマニュアルフォーカスで無限遠に合わせ、拡大したテストショットで確認します。
- 画面全体に星が入るように構図を決める。前景や雲、明るい月が大半を占めるフレームでは、位置合わせに使える星が足りなくなります。
2. 条件の揃ったライトフレームを撮影する
ライトフレームは、実際に空を写した写真です。最初のフレームから最後まで、すべての設定を同じに保ちましょう。
- 1枚ずつ別の露出で。iPhone では、写真を何枚も分けて撮影します。1枚のナイトモードの写真を何度も読み込んでも意味はありません。
- 露出、ISO、ピントを統一。すべてのフレームで同じにします。カメラやマニュアル撮影アプリで固定しましょう。
- 星が丸く写る短さで。空は回転しているので、固定した三脚で長く露出すると星が線状に伸びます。短いフレームを多く撮るほうが、うまく合成できます。
- フレームは多いほど良いが、限度もある。ノイズはフレーム数の平方根に比例して減るので、良いフレームが10〜40枚あれば十分なスタートです。無料プランでは一度に10枚まで合成でき、Pro ではこの制限がなくなります。
- カラーかモノクロのどちらか一方に。1回の合成では、すべてのフレームがカラー、またはすべてがモノクロである必要があります。混在すると合成が止まります。
3. 補正用フレームを撮影する(任意・Pro)
補正用フレームは、カメラ自体の欠点を測定し、合成の前に取り除けるようにするものです。ライトと同じカメラ・同じ設定で撮影する必要があります。プロジェクトの「補正」セクションで、「ダーク」「フラット」「ダークフラット」「バイアス」の各ボタンから追加します。
- ダーク
- ライトと同じ露出・ISO・温度で、レンズを覆って撮影します。セッションの最後に10枚以上撮りましょう。ホットピクセルと熱ノイズを取り除きます。
- フラット
- ピントを変えずに、均一に照らして撮るフレームです。たとえば、明るい画面や明け方の空に向けて、白い T シャツをレンズにかぶせて撮影します。周辺減光とゴミを補正します。
- バイアス
- 最も速いシャッタースピードで、レンズを覆って撮影します。センサーの読み出しオフセットを記録します。
- ダークフラット
- フラットと同じ露出で撮るダークです。フラットの露出が長い場合は、バイアスの代わりに使います。
4. 合成モードを選ぶ
まずは「クイック」で、一式が位置合わせできるか確認します。次に「高画質」で合成しましょう。人工衛星の軌跡を除外し、最も弱い1割のフレームを省きます。いちばん良いデータには「最高精細」を試して比べてみてください。各モードの詳細は合成モードのガイドで解説しています。
悪いとわかっているフレームは、合成の前にチェックを外しておきましょう。キャンセルや失敗した合成は、無料の合成回数にはカウントされません。
5. 合成結果を仕上げる
合成したままの画像は、淡い信号が黒の近くに沈んでいるため、暗く平板に見えます。仕上げで、それを見えるようにします。
- まずは自動ストレッチ。レベルを自動で設定し、暗い背景から淡いディテールを持ち上げます。
- グラデーションを除去する。街明かりや月明かりで空の片側が明るい場合は、グラデーション除去を強めます。
- ローカルコントラストと自然な彩度は控えめに。ローカルコントラストは天の川や星雲の構造を引き出し、自然な彩度はノイズを強調せずに淡い色を引き立てます。
- スタイルを試す。ナチュラル、ネビュラポップ、コズミックドラマ、サイエンティフィックから選び、「強さ」スライダーで調整します。たいていは控えめなほうがうまくいきます。
- 比べる。補正前/補正後の比較で、背景がノイジーになったり、星が肥大したりしていないか確認します。
6. 保存と書き出し
- 共有するなら
- 「写真」に保存するか、JPG または PNG で書き出します。
- ほかのソフトで編集するなら
- TIFF、または天文ソフト向けに FITS で書き出します。16ビット書き出しは Pro の機能です。
限界も知っておく
合成には星が必要なため、月、惑星、太陽はまだ合成できません。これらに対応する「惑星ラボ」を準備中です。また、すべての合成は星を基準に位置合わせされるため、星の軌跡の写真も作れません。ワンショットカラーの天体カメラのカラー FITS は、まだデベイヤーされません。
エラーで合成が止まった場合は、「使える星が足りません」の解決方法をお読みいただくか、サポートをご覧ください。